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放っておくと危険!? 歯ぎしり・食いしばりの改善策は?

現代はストレス社会と呼ばれ、日常生活の中で精神的な緊張を抱える場面が増えています。その影響は体だけでなく、歯や顎にも現れ、歯ぎしりや食いしばりを起こす人もいます。歯ぎしりや食いしばりは自覚しにくく、気付いたときには歯や顎関節にダメージが蓄積していることも珍しくありません。

歯ぎしり・食いしばりとは?

歯ぎしりとは、睡眠中や無意識に上下の歯を強くこすり合わせる習癖です。別名、ブラキシズムともいいます。一方、食いしばりとは、上下の歯を無意識に強い力で噛み合わせる習慣のことを指し、別名でクレンチングと呼ばれることもあります。食いしばりは寝ている間だけではなく日中でも無意識に行われることがあります。どちらも歯や顎に過度な負担をかける要因となります。

上下の歯は、通常接触していない状態が普通ですが、歯ぎしりや食いしばりがある場合は長時間歯に圧力がかかり続けます。この力は咀嚼の数倍にも達することがあり、歯の表面だけでなく歯根や顎の骨にも影響を及ぼします。その結果、歯がすり減ったり、折れたり、顎関節のトラブルにつながります。

歯ぎしり・食いしばりを放置すると?

歯ぎしり・食いしばりを放置すると、体重の2〜5倍とも言われる強い力が慢性的に歯と顎にかかり、歯がすり減ったり、詰め物が割れてしまうリスクがあります。そのほか、頭痛・肩こりなどの深刻な全身不調を引き起こします。

特に、歯がすり減ってエナメル質が削れることで象牙質(ぞうげしつ)がむき出しになり、知覚過敏の症状が現れやすくなることもリスクの一つです。冷たい飲み物や歯ブラシの刺激で痛みを感じるようになり、日常生活に支障をきたします。さらに進行すると歯にヒビが入ったり、神経の炎症や抜歯が必要になるケースもあります。また、顎の関節にも負担がかかり、口を開けるときの痛みや異音、口をうまく開けることができなくなるなどの顎関節症を引き起こします。

原因はストレス?

歯ぎしりや食いしばりの原因としてよく知られているのは精神的ストレスです。ストレスを受けると筋肉が緊張し、無意識に歯を噛みしめる傾向があります。特に集中しているときや緊張している場面では、食いしばりが起こりやすくなります。

しかし、原因はそれだけではありません。噛み合わせの不調和、生活習慣、姿勢の悪さなども関係します。例えば、猫背の姿勢は顎の位置に影響し、筋肉に負担をかけます。また、睡眠の質が低下していたり、アルコールを摂取することも歯ぎしりを引き起こす要因となります。原因は一つだけとは限らず、複数の要因が重なって症状が現れることが多いです。

歯ぎしりや食いしばりのセルフチェック

歯ぎしりや食いしばりは自覚しにくい症状ですが、朝起きたときに顎の疲労感や違和感がある場合は注意が必要です。また、歯の先端が平らになっている、歯に細かいヒビがあるといった状態は、無意識に歯ぎしりや食いしばりを起こしているのかもしれません。

肩こりや頭痛が慢性的に続いている場合も、歯ぎしりや食いしばりが関係していることがあります。朝起きた時や口腔内に違和感を感じた場合は早めに歯科で診察を受けることで、症状の進行を防ぐことができます。

歯ぎしりや食いしばりの治し方

歯科では、噛み合わせのバランスや顎の関節の状態を詳しく確認します。噛み合わせにわずかなズレがあるだけでも、特定の歯に負担が集中し、歯ぎしりや食いしばりの悪化につながります。そのため、必要に応じて詰め物や被せ物の高さや形態を細かく調整し、力が均等に分散されるようにします。

また、「ナイトガード」と呼ばれる装置を睡眠中に装着することで、歯への直接的な負担を軽減します。歯の摩耗や歯が折れることを防ぐ効果があり、多くの患者に効果があるとされています。

日常生活でできる改善習慣

ストレスを減らすことにも効果があります。適度な運動や十分な睡眠は筋肉の緊張を緩めます。リラックスできる時間を確保することで、無意識の食いしばりの頻度を減らすことにつながります。

歯ぎしりや食いしばりの予防方法

歯ぎしりや食いしばりは完全に防ぐことが難しい場合もありますが、早期に対策することで被害を最小限に抑えることができます。定期的な歯科検診に通うことで、歯の摩耗や噛み合わせの不調を早めに発見できます。症状が軽いうちに対応することで、大きな治療を防ぐことができるケースもあります。

歯は一度失うと元に戻すことができません。そのため、ただの歯ぎしりや食いしばりだからと言って放置するのではなく、適切なケアを継続することが重要です。

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