オーラルスキャンを導入しました
オーラルスキャンとは、小型のカメラを使ってお口の中を撮影し、精密な3Dデータを生成する最先端の技術です。
従来、歯の型取りは粘土のような材料をお口に入れて固まるまで待つ必要があり、不快感や吐き気をもよおす方も少なくありませんでした。 しかし、オーラルスキャン技術により、こうした型取り作業の不快感を大幅に軽減しながら、より精密な診断を行うことが可能になりました。
当院では、このデジタルスキャンを実現するため、ストローマン社の高性能口腔内スキャナー「Straumann SIRIOS(ストローマン シリオス)」を導入しています。

「SIRIOS」は、わずか245gという軽量かつワイヤレスのペン型デザインが大きな特徴です。お口の狭い場所や奥歯までスムーズに撮影できます。また、従来の型取りとは異なり、吐き気を伴う感覚がほとんどなく、歯列全体のスキャンが20秒未満という高速撮影を実現し、施術はシンプルでリラックスした状態で受けられます。
撮影された高精細なデジタルデータは、その場ですぐに確認できます。このデータをもとに、迅速かつ効率的な治療計画を立案できるため、特に精密さが求められるインプラント治療や、マウスピース型矯正治療で非常に有効です。
当院は「Straumann SIRIOS」を活用し、患者様にとってより快適で質の高い歯科医療の提供に努めてまいります。